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 9日の第61回で予告した「土佐和紙で描く龍馬 和紙ちぎり絵展」が始まりました。高知和紙ちぎり絵サークルの第26回展覧会として高知市本町3丁目の高新画廊で12月2日まで。
 「いろは丸遭難」「河田小龍を訪ねる」「勝海舟との出会い」「亀山社中の商談」「新婚旅行の船出」「船中八策」など47点。
 展示作品の中から人物2点を紹介します。

     ↓坂本龍馬 (60号M)    筒井尚子


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       ↓武市瑞山 (30号M)   藤戸 京子

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 毎回このブログを読んでいただいてありがとうございます。お礼の意味をこめ、今回のテーマにちなんで司馬遼太郎さんの『竜馬がゆく』全5巻(文芸春秋、昭和42年版)を一括して差し上げたいと思います。貰っていただける方は fuji1931@muse.ocn.ne.jp あてメールください。1セットしかありませんので希望者が多いと悩むことになりますが、早い者勝ちということにしましょうか。1週間ほどたっても本が届かなければハズレたものと思ってください。

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   将棋のデモンストレーション

 前回の記述と一部ダブルが アメリカ本土を行く馬次郎の動静を報ずる資料が一つだけ見つかった。向こうのチェスクラブの面々を前に将棋を指したという愉快な情報である。
 ロンドンで発行された『チェス・ワールド』という雑誌に転載された地元新聞「フィラデルフィア・イブニング・ブリティン」の記事を要約さしていただく。
 フィラデルフィアはアメリカでも有数のチェスの本場を自任する土地柄だったそうである。ここに到着した使節団は地元チェスクラブ(PCC)の招待を受ける。
 日本の将棋についてはすでにペリー艦隊の報告書『日本遠征記』で「Sho-Ho-Ye」として詳しく紹介されており、興味を持ったPCCのメンバーは、初めて来る本場日本人による手ほどきを聞こうと、駒も用意して待ち構えていたようである。
 日本側はあまり乗り気ではなかったようだが、熱心な誘いに従者クラスの8人が応じた。
 名前の分かっているのは馬次郎と加賀藩士・佐野貞輔鼎の2人。
 対局は2回行われ、最初は馬次郎と氏名不詳の者。 盤はなかったので紙に線を引いて作った。ブリティン紙は次のように書いている。
 「対局者の1人はYamadaWoomagenという美男子で、初手を決めるため1枚の歩(a Ho-hei)をボード中央に放ったが、先手は先の向いた側という決まりだった。」
 「対局が進んでいくと一方が早々と優勢になったことが周囲の表情から分かった。負けた日本人が「He beat me」(彼が私を打ち負かした)とだけ言って席を立つと日本人たちは爆笑に包まれた。それはまったくすがすがしいものだった。棋譜をとろうとしたが早指しだったので追いつけなかった。」
 「この対局は最後まで指されなかったためもう1戦を同意してもらった。最初の対局の敗者が席を仲間の1人、Sano Kanayeに譲ったが、彼はそのより熟達した英語でこの会合の通訳を務めてくれた。15分後には王手(Ote)の宣言があった。」

   「いけ面」だった馬次郎

 馬次郎が勝ったか負けたかはっきりしないが、記事によって馬次郎が美男子であったことを知る。原文は「a fine looking man」とある。
 ちなみに大阪・龍馬堂のホームページで馬次郎の顔写真を見ることができるが、そう言われるとなるほど、いいマスクだ。いけ面(若い男性の顔かたちがすぐれていること。また、そのような男性=『広辞苑』6版)とはこんな顔をいうのであろう。
 使節団が持ち帰った本の中にフィラデルフィアの写真師ジャーモンが編んだ写真帳があり、「Yamada Magero(Soldier)」と説明が入った肖像写真があるそうだが、私は見る機会がない。また高知市の自由民権記念館には平左衛門関係の写真が多数寄託されているが、その中にも馬次郎の姿を確かめることはできなかった。
 このクラブはお礼としてチェスセットと『Handbook』をプレゼントした。記事は「これに対し日本側も帰国したら将棋の何点かを送りましょうと約束してくれた。しかしながら東洋人は忘れっぽいのである」と結んである。
 この将棋対局について徴する日本側の資料は得られないが、別の地元紙インクワイアーは、ホテルで暇つぶしに将棋を楽しむ様子を紹介し、このゲームはどうも下級武士の娯楽のようだと書いている。(藩政時代、碁や将棋は士分の者は自由に楽しむことができたようだが、百姓はそうもいかなかったようである)。

   初めて接したダンス

 アメリカ最後の地ニューヨークには約2週間の滞在、宿舎はメトロポリタン・ホテル。ブロードウェイを行く行列を見た詩人ウォルト・ホイットマンは「謙譲にして、色浅黒く、腰に両刀を手挟んだ使節たち」という歓迎の詩を詠んでいる(長沼重隆訳)。
 サンフランシスコからアメリカへ入って約3ヵ月、各地で空前ともいえる歓迎を受け、よくパーティーに招待された。初めて見るダンス。
 もともと日本には公衆の面前で男女が相擁してステップを踏むという文化はなかったし、盆踊りさえ禁止された時代もあった。ありがた迷惑だった様子が日記のたぐいから窺われる。
 国務長官主催の舞踏会に出た村垣副使の感想をしるして置こう。いたたまれなかったのか中座している。
 「男女組合て足をそばだて調子につれてめぐること、こま鼠の廻るがごとく、何の風情手品もなく、幾組もまはり、女のすそには風をふくみ、いよいよひろがりて、めぐるさまさまいとおかし(中略)外国の使節を宰相の招請せしには不礼ととがむれば限りなし」(『遣外使節日記纂輯第一』=昭和49年復刻、日本史籍協会▽永井良和著『社交ダンスと日本人』=平成3年、晶文社)   (つづく)

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 NHK大河ドラマ「天地人」が22日最終回。直江兼続のことは前に書いたことがあります。月別アーカイブ2008年12月(27日)を読んでください。
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 龍馬さん、龍馬さん、あなたの国の高知県、最近少々あなたに頼りすぎ…の感なきにしもあらずですが、あなたが生まれ、そして斃れた「11月15日」が近づいてきました。
 高知市の中心街でも、あなたに会える展覧会があります。今回はその催しの宣伝。
 27日から高新画廊で土佐和紙で描く龍馬たち。草食系(?)とも思えた地元ちぎり絵作家たちが敢然、人物にいどんだ野心的試みの約50点。
 土佐山内家宝物資料館では同館の持つ純歴史資料を展示する「土佐藩維新の群像」。13日からです。
 龍馬の生まれたまち記念館では神奈川県在住の池沢寛さんの水彩画約70点を展示する「龍馬の足跡を画く絵画展」。29日まで開かれています。

                                 
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      龍馬学10講座-龍馬のすべて-(土佐史談会主催、定員100名、参加費無料)
         場所 高知県立文学館ホール
         時間 午後1時半~3時半の2時間
   日程      講師        講座内容
 5月27日(水)岩崎義郎  坂本龍馬の祖先明智説、龍馬の家族、龍馬の剣術修行と小栗流(了)
 6月 7日(日)小美濃清明 江戸留学と国際情勢(品川)(了)
 7月29日(水)三浦夏樹  土佐勤王党と脱藩事情(了)
 8月 1日(土)佐藤寿良  龍馬と海舟、神戸海軍操練所(了) 
 9月 5日(土)渋谷雅之  龍馬、長崎、船(了)
10月 3日(土)豊田満広  薩長連合、海援隊成立、岩崎との関係、いろは丸(了)
11月 7日(土)広谷喜十郎 福井藩と龍馬との関係・大政奉還への道(了)
12月 5日(土)松岡司    龍馬・中岡の死とその背景
 1月17日(日)谷是     龍馬死後の海援隊とその思想の継承
 2月 6日(土)高橋正    文学に描かれた龍馬像

 参加希望の方は実施予定日の1週間前までに必ず「ハガキ」でお申し込みください。定員いっぱいになり次第締め切らせていただきます(土佐史談会会員を優先いたします)。
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 私はプロフィールに書いてある通り高知新聞のOBです。今回はわが高知新聞の購読勧誘をお許しください。
 歴史好きのあなたにぴったりの記事「土佐 歴史細見」がもう30数回も続いています(夕刊最終面)。そしてまだまだ続きます。
 見出しだけですが紹介してみましょう。いずれも夕刊です。
◇山田孝雄と安芸 心血注いだ「文法論」
                     (10月26日)
◇弘田長と森鴎外 叙事詩「長宗我部信親」
                      (10月5日)
◇彫刻家・浜田浩造 感動あふれる銅像制作
                      (9月14日)
◇玄峰老師 人のために徳を積む
                      (8月31日)
◇江藤新平の逃亡劇 内情つづった新史料
                       (8月17日)
◇近藤長次郎とその一族 風雪の歳月の果てに
                         (8月3日)
◇高知藩の川之江統治 語り継がれる“善政”
                       (7月13日)
◇酒の密造史 日本一の太鼓判
                         (6月29日)
◇初夏の幸、楊梅 今も残る亀蔵の原木
                         (6月15日)
◇高知市復興の恩人・清水真澄 “昭和の百々越前”
                           (6月1日)
◇龍馬ゆかりの発生寺 幕末の勤王僧、智隆
                        (5月18日)
◇県知事公邸 村野藤吾設計の快い空間
                        (4月27日)
◇伊豆稲取の畳石 江戸城修築の献上石
                        (4月13日)
◇高田屋嘉兵衛の遍路石 無事を祈りお四国へ
                        (3月30日)
◇国会の板垣退助像 気骨と抵抗の彫刻家・北村西望                      (3月16日)
◇法然上人と中村 幡多流罪のはずが…
                         (3月2日)
◇大膳町の物語 徳川綱吉の気まぐれ
                        (2月16日)
◇金剛福寺の伝説 小野小町と和泉式部
                         (2月2日)
◇佐渡の三助 島で米作りを始める
                        (1月19日)
◇悲劇の人、桑名古庵 47年に及ぶ獄中生活
                    (20年12月22日)
◇忠臣蔵余話 泉岳寺にいた青年僧
                       (〃12月8日)
◇松浦武四郎と四国遍路 下層の人々の貧しさ
                      (〃11月17日)
◇大和に根付く「土佐」 労役後、帰郷できず
                      (〃10月27日)
◇六反地の和霊さま “宇和島の伊達騒動”
                       (〃10月6日)
◇脱走露艦漂着 “ほらふき伯爵”来る
                       (〃9月22日)
◇梼原の朝鮮松 秀吉の時代から400年
                        (〃9月1日)
◇モースの愛弟子 早世した松浦佐用彦
                        (〃8月4日)
◇広井磐之助の仇討ち 勝海舟の書いた墓碑
                       (〃7月14日)
◇瑞巌寺中興の祖、雲居 中村の太平寺で修行
                       (〃6月30日)
◇龍馬は「りゅうま」? 戦前にも教科書問題
                       (〃6月16日)
◇池川紙一揆 伊予に逃散、訴願成功
                        (〃6月2日)
◇上ノ加江の明治 忠臣蔵の名字を拝借
                       (〃5月19日)
◇生涯280回の遍路 “生き仏”中務茂兵衛
                       (〃4月28日)
◇西郷隆盛の下駄 木屋が特注、風呂桶も
                       (〃4月14日)
 抜粋する予定でしたが、途中で止められなくなり、全部を書き出しました。読んでみたくなりませんか。
 この連載記事に限らず郷土史のニュースは日常頻繁に登場します。
 例えば
 ◇四国13藩の藩札、私札1200点 佐川町・刈谷茂正さん カラー図録『四国古紙幣図録』刊行 収集、研究40年の集成(21年7月24日朝刊)
 ◇安重根の獄中書 ソウルへ 香南市の小松亮さん所蔵 遺墨展(開催中)で展示(21年9月11日朝刊)
 などなど。
 ぜひ読んでみたいと思う方は高知新聞ホームページへ。画面左側に「購読申し込み」のボタンがあります。
 高知新聞朝刊夕刊セット版の月決め購読料は3770円です。県外郵送は1カ月5480円で承ります。1部郵送も朝刊185円、夕刊110円で可能です。



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